アイルランドのおもしろ結婚風習?結婚式で、新婦の頭でケーキを割る

2017年11月4日

アイルランドには新婦の頭で割る花嫁ケーキというのがあったらしい。

どうやら『Irish Folk Ways』(E. Estyn Evans)に載っている話のようです。

中本 誠一 『アイルランドの結婚風習とその背景について : ウィリアム カールトンの「ノッポのシェーンの結婚話」』を読んでいたら2ページ目に

「花嫁ケーキ」と呼ばれるオートミルと麦粉で作られるケーキを新婦の頭で割る。若い男女がそのケーキのかけらを奪合う。それはかけらを枕の下に入れておくと人生の伴侶の夢を見るからだと言われる。

と書いてあって、正直なぜ新婦の頭でケーキを割るのかがイマイチ理解しにくいし、最初マジかよと思っていたのですが、ウェディングケーキをぐぐってみると、wikipediaに

In other countries, the wedding cake is broken over the bride’s head to ensure fertility and bring good fortune to the couple.Wedding cake – Wikipedia, the free encyclopedia

と、書いてあった……。どんな感じで割るんでしょうね、見てみたい気がします。

『Irish Folk Ways』の元の文はgoogle booksのプレビューで読めました。

On their arrival at the bride’s house a cake of oatmeal or flour, which is called the bride’s cake is broken over the bride’s head, and is greedily seized upon by young people of both sexes for the purpose of placing a portion of it under their pillow, in order that they may dream of their future partners in life.“Irish Folk Ways”(E. Estyn Evans)

他にどんな結婚風習があったのかなと、気になっている今日この頃です。

アイルランドの結婚風習とその背景について、の論文は後半にブレホン法についても書いてあるのでとても面白かった。ブレホン(というか古代アイルランドの法律関係)について触れたものがあればもっと読みたいんですけど……。

バンドリング(共寝)

あと、以前twitterで見かけて気になっていた『共寝(バンドリング)』という風習についても調べてみる。

【バンドリング(共寝)】19世紀半ばまで英国やアイルランドにあった風習。未婚の男女が親の許しをえて、一緒のベッドで寝ること。二人の間には板が差し込まれ、垣根を越えてはならなかった。またベッドの足先には穴があり、足枷をはめられた

おそらくは、 Bundling (tradition) のことなんだと思う。英国やアイルランドに限らない習慣のようですが。

風習については、今後も見つける度にこの記事に書いていこうと思います。
(妖精に拐われる花嫁などの話も書きたい……のですが、それを待つといつまでたっても公開出来そうにないので、今のところここまで)

アイルランドのアレのスラングは”JOHNNY”

まったく風習とは関係ない雑談で下ネタ、すみません。

人名ですがどうやらジョニーはコン●ームのことを指します。「a Rubber Johnny」の省略らしいのですが、まあrubberは語の意味自体ゴムですね。

wikipedia:British Slangを見てみたのですが、あちらではディックよりはジョンを使うんですかね?
ジョン・トマスはD.H.Lawrence’s『John Thomas and Lady Jane』の登場人物の名前だが(『初稿チャタレイ夫人の恋人』→『ジョン・トマスとレイディ・ジェイン』→『チャタレイ夫人の恋人』という感じでチャタレイ夫人の恋人の第二稿)
この登場人物の名前が元なのか、意味を基に名前を付けたのかはわからなかった。

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櫟野もり(Ichino Mori)

ゲームばかりしながらアイルランド神話関係の雑記を書いたりしている。
今やってるのは「FGO」と「FF15」。

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