国立国会図書館の遠隔複写サービスを試してきた

2018年9月5日

国立国会図書館の利用者登録はせず、最寄りの図書館で代理で申し込んでもらって試してみた。

結論:めっちゃ便利!!

利用方法については、遠隔複写サービスのページを読むべし。
利用者登録をすれば個人でも申し込みできるが、最初は手堅くいこう……!

図書館からの申込み手順

  1. 図書館へ出かける(県立などの大きめの図書館がいいと思う)
  2. 調査相談(レファレンス・サービス)の受付に行って話しかける
  3. 資料を検索する(※一緒に探してくれた)
  4. 資料名が分かったら、書類に必要事項を記入する(※記入の仕方は教えてくれた)
  5. 複写物の到着を待つ(5日程度見ておくといい)
  6. 図書館から「到着した」との連絡が来る(※電話連絡)
  7. 振込用紙を受け取りに申し込んだ図書館へ行く
  8. 金融機関・コンビニエンスストアで料金を支払い、領収書を受け取る
  9. 領収書を図書館に持っていく
  10. 領収書を提示し、複写物を受け取る

以上です。頼んでから一週間ほどで完了。

個人で利用者登録してサイトから申し込んだほうが楽だとは思うんですけど、「登録面倒だわ」とか、「そんなに利用しないだろうし」という方は図書館から頼んでもいいかもしれませんね。
(利用する図書館の利用者登録はしないといけないかもしれませんが)

利用料金

(追記2018/08/05)2018年8月に料金が改定されたようです。

まずはじめに、支払い方法は、送付されてくる振込用紙による後払いです。

紙資料の普通のA4白黒コピーの場合は1枚24円 → 23円

これに加えて、

  • 発送事務手数料(150円 → 200円)
  • 送料(実費)

──を支払います。

複写料金は?

10枚複写した場合、

23円(A4単価)×10(数量)+200円(発送事務手数料)=430円(税込464円)
※小数点以下は切捨て

送料は?

送料は 実費 なのでお住いの地域により変動。仮にこれを150円とすると、今回は614円請求されます。

支払い方法は?

  • 金融機関
  • コンビニエンスストア

複写物に同封されてくる振込用紙を使って、上のどちらかで支払います。コンビニでできるので楽でした。(私はローソンで支払いました)

送られてくる振込用紙で「コンビニ支払い」した場合の手数料は1件64円だったので、かかった費用は合計678円になりました。

もっと詳しく知りたい方は複写料金表(遠隔複写:国内発送)のページを見てくださいね。

地方民なので国立国会図書館に行ってコピーするとなると数万円が吹っ飛ぶ……。なので、こうやって地方に住んでても複写して貰えるのは大変ありがたいです。
そう考えると結構安いですよね?

インターネットでの申込みもやってみた

欲しい資料が決まってるし図書館行くのも面倒だし個人のメールアドレスは持ってるし住所を登録するのも構わない人は 断然ネットで申し込みした方が楽 です。

サービスを受けるために、まずは国立国会図書館の「利用者登録」が必要なのでちゃちゃっと登録してしまいましょう。

何も家から出る必要はなく、「インターネット限定利用者登録」をすればいいのです。

まず、登録するのは 満18歳以上 でないとだめなようです。これを読んでいる現在17歳以下の方は、誕生日が来るのを待ちましょう。

登録に必要になる情報は、基本的に

  • 個人のメールアドレス(Gmail等)
  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号

それと、パスワードです。

登録が完了すると、すぐに複写申込もできるようになりました。

国立国会図書館オンラインから資料を検索して~、雑誌資料なら複写箇所も自動で入力されますしポチポチしてるだけで申込完了した……。(自分で複写箇所を特定しないといけないこともありますが)

それに、進捗状況も確認することができるのがいいですね。利用者登録さえしてしまえば、とっても楽ちんです( ´∀`)bグッ!

ぼく
ぼく
あ、インターネットから申し込むことができるのは、「調査研究の用に供するため」の場合の複写のみですからね!

複写が断られる場合(謝絶)

著作権にかかわる注意事項内に説明がありますが、

「著作物の一部分」を超える複写申し込みをした場合、

「(その申込みは)お受けできません」

って複写を受け付けてもらえません……(当たりまえですが)。

雑誌だと、発行後相当期間を経過していれば、個々の記事などの著作物の全部の複写が可能なので、あまり謝絶されることはなさそうですが……。

問題は図書。

図書を複写できる範囲は「著作物の半分」まで

資料の種類 複写できる範囲
単行本 著作物全体の半分まで。
短編集・論文集・分担執筆など それぞれの作品・論文・執筆箇所の半分まで。
博士論文 1冊が1つの論文で構成されている場合には半分まで。
なお、複数冊で構成されている場合には、それぞれの冊子の半分まで。

3-1. 図書を複写できる範囲

つまり半分以上はだめなんですよね……。

私は、「図書になっている論文集」を構成する「1つの論文」の、半分までしか複写できない、てこと失念していて申し込み謝絶でした。

(´ε`;)ウーン…

「著作物の一部分」を超えて複写するためには?

「著作物の一部分」を超えて複写するためには、著作権者の許諾が必要になります。

ちなみに、謝絶された場合、理由とともに「●●頁分までなら複写できます」ってメールで連絡してもらえます。

ぼく
ぼく
法律は法律ですので、一部分だけ複写してもらうなり、諦めてその本を購入するなりしましょう