『イエイツ童話集・グレイヴズ童話集 (世界童話大系 ; 8 愛蘭篇)』(世界童話大系刊行会)

2018年8月20日

どうも、櫟野もり(@1no_mori)です!

この本を、国立国会図書館が提供している図書館向けデジタル化資料送信サービスを使って閲覧してきました。

お目当てはグレイヴズ童話集です(`・ω・´)

収録されている作品から考えて、アルフレッド・パーシヴァル・グレイヴズ (Alfred Perceval Graves, 1846-1931), The Irish fairy book. (1909) を訳したのだと思います。(確証はありませんが……)

Project Gutenbergにある、The Irish Fairy Book by Alfred Perceval Graves and George Denhamで読むこともできますね。

元の本はInternet Archiveで公開されているようです。

リンク https://archive.org/details/irishfairybook00gravrich

収録作品について

時間がなくて「グレイヴズ童話集」全部は読めませんでしたが、

  • フインの入來(THE COMING OF FINN, Standish James O’Grady)
  • マーヘヴナのクフーリン(CUCHULAIN OF MUIRTHEMNE, Lady Gregory)
  • クフーリンの幼年時代(THE BOYHOOD OF CUCHULAIN, Standish James O’Grady)

の邦訳って他にあるんですかね?

「フインの入来」についてはまあ、知っている流れだったのですが、……。

「クフーリンの幼年時代」(スタンディッシュ・オグレディ)を読んでいた時に、セタンタの父親のスアルティウが気が狂れて砦の静かなところに閉じ込められていたのには驚いた。

ぼく
ぼく
いったい何があったんだろう……。

「マーヘヴナのクフーリン」は、グレゴリー夫人が書いたものの一部だけ入っているようです。

他には、アルフレッド・テニスンの「メイルヂユーンの航海」や、オシアン詩からとったらしい「不老國に行つて來たアシーンの話」も入っています。

グレイヴズ童話集は1925年に『世界童話大系. 第8巻(愛蘭篇)』として出たのが最初でしょうか。

それ以降レディ・グレゴリーのアイルランド神話関係の作品で邦訳されたものはデァドラ精選シリーズ以外で見たことが無い。
……探し足りないのだろうか。

スタンディッシュ・オグレディに関しては見たことがないな……。

目次を読む

イエイツ童話集

  • 隊を組んで歩く妖精達
  • 替へ子
  • メロウ(人魚)
  • レプラコーン、クラリコーン、ファー・ダリック
  • プーカ族
  • パンシー族
  • 幽靈
  • 巫子、妖精學者
  • 巨人
  • 王樣、王妃樣、お姫樣、殿樣、盜人などの話

グレイヴズ童話集

  • フインの入來
  • 三つの冠
  • 恩を忘れぬ獸
  • マーヘヴナのクフーリン
  • クフーリンの幼年時代
  • 不老國に行つて來たアシーンの話
  • トムの冒險
  • 山の人とおかみさん
  • 巨人の橫行
  • ギラ・ダッカーの追跡
  • 九片の胡弓
  • クラン・スリーヴのコナンの家の酒宴
  • ダリーク門の機織の話
  • クロインのモー
  • ローン・ダイアリッグと「恐ケ谷」の武士(愛蘭の百姓の話)
  • 不思議な鵞鳥
  • 妖精の河渡り
  • ブラック・デザートの王樣
  • 妖精の替へ子
  • ドンボーの生首
  • 斑の牡牛
  • 魔の猫
  • イニスフォールンの住職
  • モーラー
  • 呪はれし王子
  • マータフと女の魔法使
  • 赤い小馬
  • オーツール王とセント・ケヴィン
  • 唯一人生き殘れるお化けの靴屋の歌
  • 死體の番人
  • バリーボールチーンの氣狂プリン
  • メイルヂユーンの航海
  • 不思議なお菓子